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私たち人間を初め、あらゆる生物が持つ筋組織は、筋線維(きんせんい)という非常に細い線維によって構成されています。
そして、この筋線維は持つ役割や機能の違いによって、大きく速筋線維、遅筋線維、中間線維の3つに分類することができます。

  1. 速筋線維(白筋線維)
  2. 遅筋線維(赤筋線維)
  3. 中間線維(桃色筋線維)

速筋線維、遅筋線維の割合は非常に個人差があり、また、遺伝的な影響を強く受けます。例えば速筋線維を多く持つ父親と速筋線維を多く持つ母親の間に産まれた子供の筋肉には非常に多くの速筋線維を観察することができます。

また骨格筋の種類によって速筋線維が多い筋肉、遅筋線維が多い筋肉があります。
『まばたき』などを司る眼輪筋(がんりんきん)は速筋線維が多く、下腿三頭筋の一つであるヒラメ筋は遅筋線維が多く含まれています。

様々な筋線維のタイプ

速筋線維(白筋線維、Type Ⅱb)

速筋線維は、非常に素早いスピードを発揮する事ができる力を持った筋線維ですが、そのスピードを持続する持久力に乏しく、筋肉痛の原因物質と言われる乳酸を蓄積しやすいという特徴を持っています。
速筋線維はミオシンATPアーゼ酵素という酵素で染色すると白色にみえることから白筋線維と呼ばれることもあります。
速筋線維は短距離アスリートのような爆発的なスピードを必要とするスポーツ選手などに重視されている筋線維です。

遅筋線維(赤筋線維、Type Ⅰ)

遅筋線維はスピード能力は低いながら、非常に高い持久力を持っている筋線維です。
また、速筋線維に比べ乳酸を蓄積しにくいという特徴を持っています。
遅筋線維はミオシンATPアーゼ酵素という酵素で染色すると赤色にみえることから赤筋線維と呼ばれることもあります。
遅筋線維はマラソン選手など、長距離を走ったり、持久力が問われるスポーツ選手などに重視されている筋線維です。

中間線維(桃色筋線維、Type Ⅱa)

速筋線維、遅筋線維のちょうど中間的な働きを持っている筋線維があり、速筋線維、遅筋線維の両方の性質を兼ね備えていることから中間線維と呼ばれています。
中間線維はミオシンATPアーゼ酵素という酵素で染色すると桃色にみえることから桃色筋線維と呼ばれることもあります。
これら3種類の筋線維は骨格筋の中でモザイク状に混在しています。

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当サイトの編集長の佐藤伸一(さとうしんいち)です。
フィットネスクラブ、体育施設、大学などでトレーナーとして18年間活動してましたが、約10年前にカイロプラクターとして第二の人生を歩み出しました。
そして2016年4月に第三の人生を歩み出しました。

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