大胸筋の筋力チェック

大胸筋の筋力チェック

 

実施方法

p71701121-1 (1)(写真1)

①患者さんはベットの上で仰臥位になり患側上肢をベットの側方へ健側上肢の手の平を患側側の胸部に手の平を置きます。
②術者の患側上肢の手首を把握し、もう一方の手は手の平で患者さんの胸部に置いた手の甲を軽く押さえます。このとき、患側上肢はベットより高い位置で保持します。(写真1参照)

p71701121-2 (1)(写真2)

③術者は患側上肢をベットに近づけるよう圧迫を加えます。(写真2参照)

ワンポイント

正しく測定するためには患者さんは患側の上肢を最大限に内旋させる必要があります。テスト中、痛みを起こさせないようにする必要があるので手の平を全開させ、術者は患者さんの手首基部近くを接触する必要があります。

論考

この検査を左右両方で実施します。
弱いと感じた側の大胸筋が弱化している可能性があります。

神経リンパ反射

  1. 右乳首の下、第5~6肋骨の間の乳頭線から胸骨の間
  2. T5~T6の間、椎弓板(通常は右側)

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当サイトの編集長の佐藤伸一(さとうしんいち)です。
都内でトレーナーとして約20年活動し、その後、カイロプラクターとして約10年活動していました。
現在はフリーランスで活動していて主に健康や運動に関する情報を発信しています。

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