僧帽筋(下部)の筋力チェック
実施方法
- 患者さんに腹臥位になってもらい、患側上肢を身体の側面から120度外転させ肩関節を十分に外旋させ、その位置で固定してもらいます。
このとき頭部は患側上肢に向けておきます。
- 術者は反対側の手で患者さんの肩甲骨を押さえ、患側の手首を軽く把握し、前方(床に)に向かって圧迫を加えます。
ワンポイント
正しく測定するためには患者さんは伸ばした指先に目線を向けておく必要があります。また菱形筋の関与を少なくするためには肩関節を最大限に外旋させておく必要があります。
論考
この検査を左右両方で実施します。
弱いと感じた側の僧帽筋(下部)が弱化している可能性があります。
神経リンパ反射
- 左乳首の下左側第7及び第8肋骨の間
- T7~T8の間、左側椎弓板の近く
臓器・腺
脾臓