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小趾外転筋の作用と役割（起始停止・神経支配・筋トレメニューなどを徹底解剖）
小趾外転筋（しょうしがいてんきん）とは足底の外側から小趾の基節骨の外側へと走行している比較的大きな表層筋です。
小趾外転筋は主に小趾を外転、屈曲させる筋肉です。
英語名称
abductor digiti minimi muscle (アブダクター・ディジタイ・ミニマイ・マッスル）
小趾外転筋の解説
小趾外転筋（しょうしがいてんきん）は、足底の外側から、小趾の基節骨の外側へと走行している比較的大きな表層筋です。
小趾外転筋は踵骨粗面の外側突起、踵骨下面の突起間及び内側突起前部、足底腱膜、短趾屈筋との間の筋間中隔から起始し、小趾の基節骨底の外側に停止し、主に小趾を外転、屈曲させる作用を持ちます。
小趾を屈曲させる筋肉には、この他、短小指屈筋がありますが、小趾外転筋は小趾のみを外転させる唯一の筋肉です。
起始
踵骨粗面の外側突起、踵骨下面の突起間及び内側突起前部、足底腱膜、短趾屈筋との間の筋間中隔
停止
小趾の基節骨底の外側
小趾外転筋の主な働き
小趾外転筋を支配する神経
外側足底神経（S１～S２）
日常生活動作
立位でバランスをとる動作に関与します。
スポーツ動作
サーフィン、スキーなどのボードの上でバランスを取る動作に大きく貢献します。
代表的なウエイトトレーニング
【短趾屈筋・短母趾屈筋・短小趾屈筋・母趾内転筋・母趾外転筋・小趾対立筋・虫様筋・足底方形筋・短母趾伸筋・短趾伸筋・底側骨間筋・背側骨間筋】
