• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly
母指対立筋

母指対立筋
opponens pollicis muscle

母指対立筋(ぼしたいりつきん)とは親指を手の平に近づける作用を持つ筋肉です。
母指対立筋は短母指屈筋(たんぼしくっきん)、短母指外転筋(たんぼしがいてんきん)と共に、母指球の膨らみを形成する筋肉でもあります。

midashi英語名称

opponens pollicis muscle (オポゥネンス・ポリシィス・マッスル)

midashi母指対立筋の解説

母指対立筋(ぼしたいりつきん)は同じ部分を走行する短母指屈筋よりも深層部にある筋肉です。
母指対立筋は表面は短母指屈筋・短母指外転筋に覆われ、そしてこれらの筋肉と共に、母指球の膨らみを形成する筋肉でもあります。

母指対立筋は大菱形骨結節(だいりょうけいこつけっせつ)、屈筋支帯(くっきんしたい)から起始し、第1中手骨の橈側縁(とうそくえん)に停止します。
母指対立筋は文字通り、主に母指を小指の方に近づける動き(母指対立)に貢献し、物を掴む動作に大きく関与します。

その他の母指球筋も対立運動に補助的に関わるものの、正確な対立運動は母指対立筋があってこそはじめてできます。

midashi起始

大菱形(だいりょうけい)骨結節、屈筋支帯(くっきんしたい)

midashi停止

第1中手骨の橈側縁(とうそくえん)

midashi母指対立筋の主な働き

運動動作においては主に母指を手掌部に近づける作用を持ちます。

midashi母指対立筋を支配する神経

正中神経(C6~C7)

midashi日常生活動作

物を掴む動作などに大きく貢献します。

midashiスポーツ動作

ラケットやバット、物を握るなどのスポーツでは特に重要な役割を果たしています。

midashi関連する疾患

前骨間神経麻痺(ぜんこっかんしんけいまひ))、手根管症候群 (しゅこんかんしょうこうぐん)、母指内転拘縮(ぼしないてんこうしゅく)、母指CM関節症など

その他の前腕部の筋肉

1.前腕屈筋群
円回内筋橈側手根屈筋長掌筋尺側手根屈筋浅指屈筋長母指屈筋深指屈筋方形回内筋
2.前腕伸筋群
腕橈骨筋長橈側手根伸筋短橈側手根伸筋総指伸筋小指伸筋尺側手根伸筋回外筋長母指外転筋短母指伸筋長母指伸筋示指伸筋
3.手指部
短母指屈筋短母指外転筋短小指屈筋虫様筋母指内転筋小指外転筋小指対立筋掌側骨間筋背側骨間筋

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly



全身の骨格筋

KindleBookになりました。

筋肉の基礎知識




運営者情報


当サイトの編集長の佐藤伸一(さとうしんいち)です。
都内でトレーナーとして約18年活動し、その後、カイロプラクターとして約10年活動していました。
現在はフリーランスで活動していて主に健康や運動に関する情報を発信しています。

ピックアップ記事

  1. オーバートレーニング

    オーバートレーニング症候群はスポーツ選手だけのもの?

    『オーバートレーニング症候群(以下、オーバートレーニング)』とは適切な運動強度、量、頻度を超えた状態…
  2. 伸張反射,居眠り

    伸張反射とは?筋紡錘は筋肉と神経をつなぐセンサー

    何かしらの原因で筋肉が急激に引き伸ばされてしまうと、筋肉を構成している筋線維や筋肉の表面を覆っている…
  3. 太ももの筋肉が大事!膝をまもるためにも大腿部前面を鍛えよう!

    二足歩行は人間の動作の中では最も基本的な動作です。 しかし、二足歩行ができる動物は人間の他には存在…
  4. あなたの筋肉量は足りてますか?(サルコぺニアとは)

    『サルコペニア』とは加齢になればなるほど全身の筋肉量や筋力が減ってしまう現象のことをいいます。 サ…
  5. 筋肉が肥大するメカニズム

    人間の身体には、ストレスが加わると、そのストレスに耐えられるように適応する能力が備わっています。 …
  6. 骨格筋の筋線維のタイプ

    私たち人間を初め、あらゆる生物が持つ筋組織は、筋線維(きんせんい)という非常に細い線維によって構成さ…
  7. 骨格筋の様々な収縮様式

    身体を構成する重要な組織である骨格筋(筋肉)は、その力強い動きを発揮する為に『筋収縮』という活動を行…
  8. 骨格筋の構造と筋収縮のしくみ

    [wc_row] [wc_column size="one-third" position="…
  9. 筋肉の種類や分類法

    筋肉はすべての活動の源となる組織で、筋線維(筋細胞)と呼ばれる細胞の束が多数集まって構成されています…
  10. 頚部の働きと役割(左回旋・右回旋)

    頚部の左回旋・右回旋とは 上半身に対し頭部を左右に捻る動作(水平面において)を回旋と呼びます。 …
ページ上部へ戻る