• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly
回外筋

回外筋(かいがいきん)

midashi英語名称

supinator muscle (スピネイター・マッスル)

midashi回外筋の解説

回外筋(かいがいきん)は前腕部後面の外側に位置し、橈骨頭を回り込むように覆っている筋肉です。
回外筋は上腕骨の外側上顆(がいそくじょうか)、尺骨の回外筋稜(かいがいきんりょう)、輪状靭帯(りんじょうじんたい)、外側側腹靭帯(がいそくそくふくじんたい)から起始し、橈骨の近位外側面に停止します。

回外筋は名称通り、主に前腕部の回外動作に関与しますが、肘関節伸展にも貢献します。
回外動作は回外筋以外に上腕二頭筋も関与します。
上腕ニ頭筋は肘関節の屈曲筋でもあるので、肘関節が90°屈曲の状態からの回外動作のときに最も回外筋が作用します。

回外筋の拮抗筋は円回内筋方形回内筋で回外筋とは正反対の働きをしています。
回外筋はドライパーでネジを締めつけるような動作で使用されます。
また、スポーツ動作で言えばピッチャーがカーブを投げるような動作で大きな役割を果たします。
この筋肉を鍛えるには前腕を回外させるときに抵抗をかけてあげると効率良く鍛えることができます。
ストレッチを行うときには前腕を最大回内させれば筋肉を引き延ばすことができます。
回外筋を貫通する橈骨神経深枝はしばしばこの部分で絞扼(こうやく)され、後骨間神経麻痺(こうこっかんしんけいまひ)が生じることがあります。
これを一般に回外筋症候群(かいがいきんしょうこうぐん)といいます。

midashi起始

  1. 上腕骨の外側上顆(がいそくじょうか)
  2. 尺骨の回外筋稜(りょう)、橈骨輪状靭帯(とうこつりんじょうじんたい)、外側側腹靭帯(がいそくそくふくじんたい)

midashi停止

橈骨の近位外側(きんいがいそく)面

midashi回外筋の主な働き

zenwan1
回外筋は前腕を回外させる作用を持っています。

midashi回外筋を支配する神経

橈骨(とうこつ)神経(C5~C7)

midashi日常生活動作

ネジや容器のフタを閉める動作に関与しています。

midashiスポーツ動作

バドミントンのバックハンドの動作などに大きく貢献します。

midashi関連する疾患

回外筋症候群 (かいがいきんしょうこうぐん)、前腕回外拘縮(ぜんわんかいがいこうしゅく)、上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)

その他の前腕部の筋肉

1.前腕屈筋群
円回内筋橈側手根屈筋長掌筋尺側手根屈筋浅指屈筋長母指屈筋深指屈筋方形回内筋
2.前腕伸筋群
腕橈骨筋長橈側手根伸筋短橈側手根伸筋総指伸筋小指伸筋尺側手根伸筋長母指外転筋短母指伸筋長母指伸筋示指伸筋
3.手指部
短母指屈筋短母指外転筋短小指屈筋虫様筋母指内転筋小指外転筋母指対立筋小指対立筋掌側骨間筋背側骨間筋

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

全身の骨格筋

KindleBookになりました。

筋肉の基礎知識

運営者情報


当サイトの編集長の佐藤伸一(さとうしんいち)です。
フィットネスクラブ、体育施設、大学などでトレーナーとして18年間活動してましたが、約10年前にカイロプラクターとして第二の人生を歩み出しました。
そして2016年4月に第三の人生を歩み出しました。

ページ上部へ戻る