肋間筋群の作用と役割(起始停止・神経支配・筋トレメニューなどを徹底解剖)
肋間筋群(ろっかんきんぐん)とは外肋間筋(がいろっかんきん)と内肋間筋(ないろっかんきん)の総称です。
肋間筋群は文字通り肋骨と肋骨の間を走行している筋肉です。
英語名称
intercostal muscle(インターコスタル・マッスル)
肋間筋群の解説
肋間筋群(ろっかんきんぐん)は外肋間筋と内肋間筋の総称です。
外肋間筋、内肋間筋は文字通り肋骨と肋骨の間を走行している呼吸筋ですがその働きは真逆です。
外肋間筋は主に胸郭を広げ、内肋間筋は胸郭を狭くする役割に大きく貢献するので、外肋間筋は大きく息を吸う際に、内肋間筋は息を吐く際に活躍します。
このように肋間筋群は胸式呼吸(きょうしきこきゅう)の際、ガス交換が上手く出来るようにするための筋肉です。
各筋肉の詳細につきましては下記からご確認ください。
肋間筋群の主な働き
外肋間筋:肋骨を挙上し、胸郭を拡大させる。
内肋間筋:肋骨間を収縮させる。
肋間筋群を支配する神経
肋間神経(T1~T11)
日常生活動作
胸郭を拡大、収縮させ、胸式呼吸を行う際に大きく貢献します。
【三角筋・広背筋・大円筋・ローテーターカフ(小円筋・棘上筋・棘下筋・肩甲下筋)・僧帽筋(僧帽筋上部線維・僧帽筋中部線維・僧帽筋下部線維)・前鋸筋・肩甲挙筋・菱形筋群(大菱形筋・小菱形筋)】