広背筋(こうはいきん)

midashi英語名称

latissimus dorsi muscle (ラティスィムス・ドースィ・マッスル)

midashi解説

広背筋は人体で最も面積の大きい筋肉で上部は僧帽筋によって被われています。
下位6つの胸椎の棘突起・腰椎の棘突起・正中仙骨稜・および腸骨稜から起こり、筋束は外上方へ集中し、大円筋を包み込むように前方へ回り込み、扁平な腱で上腕骨の結節間溝底に付着します。

広背筋

広背筋と大円筋の走行

広背筋は本来、体幹部の筋肉に属しますが、大円筋と伴に主に肩関節の内転、内旋、伸展といった動作に関与し、特に伸展動作では最も重要な役割を果たしています。
つまり、懸垂、ロープ・クライミングのように、腕をまっすぐに伸ばした状態から身体を引きつけるという動作では広背筋の貢献度が最も高いということになります。

しかし、肩関節下垂位(手が身体にそってダランとしているポジション)では広背筋全体が弛緩していて、このポジションでの広背筋の貢献度は極めて低いという特徴があります。
広背筋を鍛えるにはダンベルやパーベルを用いたローイングやプル・オーバーなどがとても有効です。
筋トレの種目でラット・プルダウン(またはハイプーリー)と呼ばれる種目があるのですが、このラットとは英語で”広背筋”という意味をもつことからラット・プルダウンは広背筋を鍛える最も代表的なエクササイズといえます。
この筋肉が発達すると逆三角形のボディラインを作り上げることができます。

midashi起始

①下位第6(または7)胸椎から第5腰椎にかけての棘突起
②正中仙骨
③稜腸骨稜の後方
④肩甲骨下角、第9(または10)~12肋骨、

midashi停止

上腕骨小結節稜

midashi主な働き

kata2 kata1 kata4
運動動作においては肩関節の内転伸展内旋といった動作に関与します。

midashi神経支配

胸背神経(C6~C8)

midashi日常生活動作

目の前にあるものを手前に引き寄せるような動作に主に関与します。

midashiスポーツ動作

柔道やレスリングなどといった引き寄せるすべての運動動作に貢献します。

midashi関連する疾患

脊髄損傷、投球障害肩、肩関節拘縮

midashi代表的なウエイトトレーニングとストレッチ

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運営者情報


当サイトの編集長の佐藤伸一(さとうしんいち)です。
フィットネスクラブ、体育施設、大学などでトレーナーとして18年間活動してましたが、約10年前にカイロプラクターとして第二の人生を歩み出しました。
そして2016年4月に第三の人生を歩み出しました。

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