脊柱起立筋の筋力チェック
実施方法
- 患者さんはベッドの上で腹臥位になります。その時両手の平は腰の後ろに回し、手を使わずに片側の肩をベッドから持ち上げます。
- 術者は持ち上げられた肩に手を置き、対角線状の臀部に手を置きます。
- 持ち上げられた肩をベッドに押しつけるように圧を加えます。
ワンポイント
正しく脊柱起立筋の筋力テストを行うには患者さんは目線をやや斜め上方に上げておく必要があります。
写真の場合は左脊柱起立筋の筋力テストになります。
論考
術者の抵抗に逆らえず、ストンと肩がベッドについた場合は脊柱起立筋が弱いと判断できます。この場合、脊柱起立筋が骨盤が後傾する原因になります。
神経リンパ反射
- 恥骨前面、臍から左右2.5cm外方
- L2横突起の上
臓器・腺
膀胱