菱形筋群の筋力チェック
実施方法
- 患者さんに腹臥位になってもらい、患側上肢を身体の側面から90度外転させ肩関節を十分に内旋させ、その位置で固定してもらいます。
このとき頭部は患側上肢に向けておきます。
- 術者は反対側の手で患者の肩甲骨を押さえ、患側の手首を軽く把握し、前方(床に)に向かって圧迫を加えます。
ワンポイント
正しく測定するためには患者さんは伸ばした指先に目線を向けておく必要があります。
中部僧帽筋の関与を少なくするためには肩関節を最大限に内旋させておく必要があります。
論考
この検査を左右両方で実施します。
弱いと感じた側の菱形筋が弱化している可能性があります。
神経リンパ反射
- 左側の第6~7肋骨の間で、乳頭線から胸骨の間
- T6~T7の間の椎弓板近く
臓器・腺
肝臓(胃)