烏口腕筋(うこうわんきん)

midashi英語名称

coracobrachialis muscle (コラコブレイキアリス・マッスル)

midashi解説

烏口腕筋は肩甲骨の烏口突起から起始し、上腕骨中央部小結節稜に停止する比較的小さな筋肉で、この筋自体はあまり大きな力を発揮することはできません。
肩関節の屈曲や内転といった動作でも上腕筋、上腕二頭筋などの補助的な役回りしか果たしませんが、唯一、肩関節の水平内転だけは重要な役目を果たしています。
なので、バーベル・ベンチプレスのように肩関節を水平内転させるエクササイズは烏口腕筋の訓練には最適といえます。
日常動作の中で烏口腕筋は腕を前に交差させたり、腕を前方に持ち上げる動作などに主に関与します。
支配神経は腕神経叢の外側神経束の枝である筋皮神経が司っています。
筋皮神経は烏口腕筋を通過後、上腕二頭筋、上腕筋に分布し、前腕外側皮神経として肘窩から前腕外側の知覚を司ります。
なので結帯動作(結帯:手を腰の後ろにまわす動作)で肘から前腕外側に疼痛を訴える場合は烏口腕筋での神経絞扼(しんけいこうやく:神経が何らかの影響で締め付けられた状態のことをいう)を疑う必要があります。
また、烏口突起付近でしばしば疼痛が発症することがありますが、骨に損傷が認められない場合は烏口腕筋の腱の炎症(烏口突起炎)を疑った方が良いかもしれません。

midashi起始

肩甲骨烏口突起

midashi停止

上腕骨中央部小結節稜下方

midashi主な働き

hiji1 kata3 kata2
肩関節の屈曲(補助的に働く)、水平内転内転させる作用を持ちます。

midashi神経支配

筋皮神経(C5~C7)

midashi日常生活動作

腕を前に交差させたり、腕を前方に持ち上げる動作などに主に関与します。

midashiスポーツ動作

野球やテニスのスイング動作や砲丸、やり投げなど投げる動作に大きく貢献します。

midashi関連する疾患

烏口突起炎、肩関節周囲炎、反復性肩関節脱臼再建術後、筋皮神経麻痺

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当サイトの編集長の佐藤伸一(さとうしんいち)です。
フィットネスクラブ、体育施設、大学などでトレーナーとして18年間活動してましたが、約10年前にカイロプラクターとして第二の人生を歩み出しました。
2016年4月に独立し、現在はリアルビジネス、ネットビジネスなど、多方面に渡り活動しています。
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