小円筋の筋力チェック
実施方法
- 患者さんに患側上肢の肩関節を120度外転させ、肘関節も120°屈曲してもらいます。
- 術者は空いてる手を使って患側上肢の肘関節を固定し、テスト中、肩関節の内旋以外の動きがでないように固定します。
- 術者は患者さんの側面より頭方に向かって患側の手関節に圧を加えます。
ワンポイント
術者は患者さんの手首の基部近くに圧が加えられるようにします。
テスト中は患者さんの肩甲骨はなるべくその位置で固定しなければなりません。
論考
この検査を左右両方で実施します。弱いと感じた側の小円筋が弱化している可能性があります。
※通常、肩関節内旋側の方が弱化している傾向にあります。また、同側の棘下筋も弱化している場合があります。
神経リンパ反射
- 第2~第3肋骨の間、胸骨の近く
- T3の椎弓
臓器・腺
甲状腺