前鋸筋の筋力チェック
実施方法
- 患側上肢がベッドの端から肩部が少しはみ出るような位置になるように患者さんに仰臥位になってもらいます。
- 術者は患側上肢の上腕部、前腕部を両手で把握します。この時、患側の肩甲骨を外方へ引っ張り、上腕部を床面に対して垂直に立てるようにします。
- 術者はベッド方向に圧をかけるようにします。患者さんはこの圧に対して、肩甲骨の位置を保てるように頑張ります。
ワンポイント
術者はテスト中、肩甲骨の上に手を置く(触診)か、肩甲骨の動きを観察する必要があります。
正しく測定するためには術者はベッドに対し、垂直に圧を加える必要があります。
論考
この検査を左右両方で実施します。弱いと感じた側の前鋸筋が弱化している可能性があります。
神経リンパ反射
第3〜5肋骨の間、胸骨外側T3〜T5の椎弓板
臓器・腺
肺