肩甲骨の上方回旋・下方回旋とは
肩甲骨を上方(頭方)に回旋させる動作を上方回旋といいます。
肩甲骨の上方回旋に関わる代表的な筋肉として前鋸筋、僧帽筋上部、僧帽筋下部などがあげられます。
しかし、直立姿勢に於いては抵抗が加えられていない限りは肩甲骨の下方回旋を引き起こすのはあくまでも重力です。
このとき前鋸筋、僧帽筋上部、僧帽筋下部はエクセントリックにまたはアイソメトリックに活動しています。
肩甲骨の上方回旋・下方回旋に関与する筋肉
上方回旋:前鋸筋、僧帽筋上部、僧帽筋下部
下方回旋:小胸筋、菱形筋、肩甲挙筋
可動範囲
上方回旋:0~60°
下方回旋:0~60°