足関節の内反・外反とは
図のように体重を足の小指側にかけるときに生じる動きを内反(回外)といいます。
内反を能動的に(主働筋として)起こすことができる骨格筋は後脛骨筋、長母趾屈筋、長趾屈筋ですが、なかでも重要なのが後脛骨筋です。
また、前脛骨筋も足関節の内反に関与しています。
図のように体重を拇指側にかけるときに生じる動きを外反(回内)といいます。
外反を能動的に引き起こすことができる骨格筋は長腓骨筋、短腓骨筋、長趾伸筋ですが、まとめて腓骨筋群と覚えると良いと思います。
- 腓骨筋群は内反捻挫を予防する上で非常に重要な働きを持つ筋肉です。
足関節の内反・外反に関与する筋肉
内反:後脛骨筋、長母趾屈筋、長趾屈筋、前脛骨筋
外反:長腓骨筋、短腓骨筋、長趾伸筋
可動範囲
内反:0~30°
外反:0~20°
主な運動、スポーツ動作
サッカー、スケート、スキー