股関節の内旋・外旋とは
図のように親指を外側から内側に向くように捻ることを内旋といいます。
股関節の内旋に関わる代表的な筋肉として小臀筋、大腿筋膜張筋などがあげられます。
また、大臀筋も股関節の外旋に関与しています。これらの筋肉はまとめて深層外旋六筋と呼ばれることもあります。
これら深層外旋六筋は運動やそれに伴うすねの障害を予防する上でとても重要な筋肉群です。
外旋六筋が弱いと膝が内側を向いてしまい、膝関節や下肢に捻りが生じて膝や足首に負担が掛かってしまうからです。
股関節の内旋・外旋に関与する筋肉
内旋:小臀筋、大腿筋膜張筋
外旋:深層外旋六筋(外閉鎖筋、内閉鎖筋、上双子筋、下双子筋、梨状筋、大腿方形筋)、大臀筋
可動範囲
0~45°
主な運動、スポーツ動作
サッカー、野球、テニスのスイング、空手