肩関節の内旋・外旋とは
下垂状態にある上腕の親指が外側から内側に向くように捻ることを内旋といいます。
肩関節の内旋に関わる代表的な筋肉として肩甲下筋、大胸筋、広背筋、大円筋などがあげられます。
外旋は下垂状態にある上腕の親指が内側から外側に向くように捻ることを外旋といいます。
外旋に関わる代表的な筋肉として棘下筋、小円筋があげられます。
- 図では上腕の動きと肩の動きをはっきり区別させるため、前腕を回外位で、肘関節を直角に曲げて内旋、外旋しています。
肩関節の内旋・外旋に関与する筋肉
内旋:肩甲下筋、大胸筋、広背筋、大円筋
外旋:棘下筋、小円筋
可動範囲
内旋:0~80°
外旋:0~60°
主な運動、スポーツ動作
エクスターナルローテーション、インターナルローテーション 、野球の投球動作、空手の防御